WhiteoutRescue_1.0.zip ホワイトデイ(3月14日)は、一般には男子が女子にクッキーをあげる日ですが、XOOPSユーザにとっては厄日だそうです。XOOPSオーナーが最も嫌うのは、エラーなどでXOOPSの画面が「真っ白」になることです。ホワイトデイの「ホワイト」が「真っ白」を連想させることもあり、ホワイトデイに「真っ白」画面が出ると、その年のXOOPS運が大殺界であることを意味するそうで、縁担ぎのために3月14日の1日だけXOOPSを止めたり、熱心なXOOPS関係のデベロッパーの中にはこの日だけ開発を休んだりするそうです。
WhiteoutRescueプリロードは、ホワイトデイに「真っ白」画面を出さないためのプリロードです。ホワイトデイに真っ白画面に出くわしたサイトオーナーがこのプリロードをアップロードします。そして、真っ白画面のページにアクセスすると、黒背景を基調としたデバッグページが現れます。サイトオーナーはそのデバッグ情報をたよりに真っ白画面を解消します。このように、真っ白画面を直すことで、厄払いの意味になり、その年のXOOPS運が大安になると言われています。
動作要件
- XOOPS Cube Legacy 2.x
- PHP 5.1 (5.2からかも)
- UTF-8環境(EUC-JPでも動くことは動く)
WhiteoutRescueプリロードの使い方
XOOPSオーナーに伝わるWhiteoutRescueプリロードの使い方は以下のようです。
- WhiteoutRescue.class.phpを/preloadにアップロードする
- 真っ白のページにアクセスする
- 表示されたデバッグ情報をもとに問題を解決する
- 使い終わったら、WhiteoutRescue.class.phpを削除する
なお、使い終わってもWhiteoutRescueプリロードを削除しないでいると、XOOPSのセキュリティやパフォーマンスが低下し、XOOPSが白い悪魔に取り憑かれるそうなので、必ず削除するようにしましょう。
WhiteoutRescueを使っても真っ白のままの場合、以下のことが考えられます。
- プリロード読み込み以前にXOOPSがこけてる
- PHPのパースエラー(セミコロンがダブルコロンだ、など)この場合はPHPのエラーログを参照
- サーバーの問題 (.htaccessの設定ミスなど)
- そもそもXOOPS Cube Legacyじゃない
- しかるべくして真っ白なページ
ライセンス
GNU GPL2ライセンスです。動作無保証です。あなたは、GPL2の条件をみたせばこのプログラムを改変・頒布することができます。
リポジトリ
svn checkout http://suin-xoops.googlecode.com/svn/trunk/WhiteoutRescue suin-xoops-read-only
[訂正 2010/03/12]
XOOPSオーナーの間で、3月14日が厄日などの記述がありましたが、実際にはそんな習慣はないそうです。教えてくれたwhite_devilさんありがとうございます。