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MacBook Air + VMware Fusion + Windows XP 実用範囲内

suin2009年11月29日

Windows 7発売で、Windows XPのCDが眠っている状況が出て来ると思う。 まだまだWindows XPは現役。眠らせておくのは勿体ない。 Macを持っている場合は、MacにWindows XP環境を完備しておくのもいいだろう。 Mac OS XでWindwos XPなどのOSを実行できるアプリにVMware Fusionというものがあるので、ここでは私がMacBook Airで使ってみた感想を書きたいと思う。

VMwareでWindows XPを使うのはどういう感じかというと、まるでWindows XPがMacのアプリの1つのように動かすというイメージだ。 したがって、次のような利点がある。

  • MacとWindows XPを同時進行で使用できる。
  • コピー&ペーストができる。
  • ファイルの共有が簡単にできる。
  • MacでダウンロードしたファイルがWindowsでしか開けない場合もすぐに開くことができる。

スペック的に大丈夫か?

気になるのはMacBook AirでVMwareが実用に堪えるかだ。 MacBook Airのスペックは次のとおりであるが、 同時に2つのOSを動かすには若干不安がのこる。

  • プロセッサ : 1.6 GHz Intel Core 2 Duo
  • メモリ : 2 GB 1067 MHz DDR3
  • ハードディスク : 1.8 inch 80 GB

実際にVMwareにWindows XPを入れてみた感想

MacBook Air + VMware Fusionを使い始めて半年くらいになる。 結論から言うと、VMware Fusion + Windows XPは実用範囲内である。 Office Word 2003を起動して文章を作成したり、 Internet Explorerでネットサーフィンする程度はまったく問題なかった。

しかし、次のような問題点は、一工夫必要だ。

  • VMwareでWindows XPを再開するまでに20秒くらいかかる。(普通にWindowsを起動するよりはいいか)
  • Mac側で起動中のソフトが多いと、Windows XPも重くなる。

Windows XPを再開するまでの時間を短縮するのは、あまり効果的な方法がないと思う。 Windowsをサスペンドするときに、不要なソフトは終了しておくなどすると、若干早くなる。

Mac側で起動中のソフトはできるだけ少なくすると、VMwareも軽く動作する。 私の場合、VMwareで長時間作業する場合は、一旦Macを再起動するようにしている。 起動直後にVMwareを実行すると、すいすいと動く。

余談だが、MacBook AirにはDVDドライブがないので、Windowsをインストールする際には外付けのDVDドライブが必要になる。

Macユーザの弱点は、まわりがWindowsユーザという点だと思う。 急にWindows環境が必要になることは しばしばある。 そんなときは、VMwareをインストールしておくと便利だ。

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