vaioのリカバリ(出荷時の状態に復元)をやったので、手順をまとめておきます。主な流れは次のとおり。
- データを外部HD(hard disc)に移動
- リカバリ
- ソフトウェアのインストール
- データを外部HDから移動
1.データを外部HDに移動
まず、必要になるのが外部HDです。リカバリすると今のデータは全て無くなるので、取っておきたいデータは外部HDに移動しておきます。データの大きさにもよりますが、100GB(giga byte)くらいの容量のHDがあれば、余裕を持ってデータを保存できると思います。今回は、たまたま120GBの外部HDがあったので、それを利用しました。外部HDに保存するデータは、マイドキュメントの写真・動画・WordやExcelのファイル・Internet Explorerのお気に入りなどです。
データを移動する際は、ファイルにウイルスが紛れ込んでいないか、しっかりとウイルスチェックをします。リカバリしたあとに、ウイルスに感染しては元も子もないからです。
2. リカバリ
リカバリの仕方は、sonyのウェブサイトで確認できます。vaioの型番によってリカバリの仕方は異なります。私の場合は、Windows Vista上で「vaio リカバリーセンター」でリカバリし始めました。あとは、案内に従って作業を続けていくだけでした。
3. ソフトウェアのインストール
いよいよ、ソフトウェアのインストールです。インストールするソフトも順序があります。最初に、ウイルス対策ソフトをインストールします。手元にウイルス対策ソフトが無くても、Trend MicroやNortonなどのウェブサイトから、ウイルス対策ソフトの体験版がダウンロードできます。体験版は90日間しか使えないことがほとんどです。それでも、正規版を買いに行くより手軽なので、とりあえずは体験版をインストールしておきます。日数制限以外は、正規版のソフトと同等に機能するので、ひとまず安心できます。90日後に、正規版に変更すれば、今後も引き続き利用できます。
ウイルス対策が終わったら、次は必要なソフトをインストールします。私の場合は、Firefox, Drop Box, NateOn, Adobe Readerなどなど。インストール完了後に再起動が必要なソフトもあるので、何度となく再起動を繰り返しました。
ソフトのインストールと平行して、Windowsアップデートも行います。Windowsを最新の状態に保つことで、ウイルスやハッキングなのどの危険性を減らすことができるからです。これも、何度となく再起動する必要がありました。
せっかくWindowsがキレイになったので、インストールするソフトも安定性のあるものに限っておきます。信頼できないソフトは極力インストールしないようにします。また、ソフトの数もできるだけ少なくしておきます。たくさんのソフトをインストールすると、Windowsの動作が遅くなるからです。
4. データを外部HDから移動
最後に、外部HDに保存しておいたデータをパソコンに移します。パソコンの中身も新品同様、心機一転したのでデータを戻すついでにデータを整理しても良いかもしれません。
あとは余談
今回のリカバリの経緯
Windowsが異常だったのでリカバリしました。このような経緯は、リカバリをする多くの人で共有することだと思います。ウイルスに感染したのか、設定がおかしくなったのか、Windows Vistaが不安定になっていました。iTunesでしばしばに音がでなくなったり、タスクマネージャが使えなかったり、Internet Explorerが落ちやすくなったりと、ストレスフルな状況でした。
リカバリにかかった時間
ほぼまる1日をリカバリに要しました。データを移して、リカバリして、新しい環境を構築するのにはかなりの時間がかかります。休日でない限りできないと思いました。