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Simplifed URLs for xoops 2.X

suin2004年10月16日

本家で人気があった、reynaldo氏発のSEO対策ハック「ShortURLs hack」。日本では紹介されなかったせいか、たまにフォーラムに質問が寄せられる以外は話題になることはなく、あまり知られていない。しかしながら、このハックの効果は絶大だと私は評価している。このハックを導入するとしないとでは多い違いだ。

たとえば同等の内容をもつ、XOOPSを使ったサイトと、一方静的のサイトが有ったとする。Googleなどの大手検索ロボットは、htm・htmlの拡張子を好む傾向や深いディレクトリはあまり好まないという性質がある。そうなると、検索の上位に表示されるには、断然後者のほうが優位だ。xoopsの拡張子はphpで有るが故である。

また、xoopsのコンテンツの大半はmodulesディレクトリ内の各モジュールのディレクトリの中、つまり3層目に用意されることが多い。これもSEO的に良いとは言えないだろう。

これらの問題を一挙に解決してくれるのが、ShortURLs hackだった。ここまで来ると気になることが、実際どんなふうに動作するのかということだ。RewriteEngineを使って…(ここでは専門的な説明を省くことにする :-) )こう説明しても私自身も十分に理解していないので、小難しい説明よりも実際を見てみることが一番だろう。

例えば、newsモジュールをこのハックが手がけると、http://localhost/modules/news/article.php?storyid=1がhttp://localhost/m-news+article+storyid-1.htmlの様に変身する。見て解るとおり、深いディレクトリやphp拡張子は解決されている。この様に、ShortURLsはロボットのお好みの形に変換してくれるのだ。

私自身、この機能には感心しており、是非ひろめたいと思っているが、残念なことにxoops2.0.6までしか対応していない。2.0.7以降のxoopsではエラーが起こるようだ。reynaldo氏も開発を終了したようで、アップデートはあまり望めない。

そこで今、個人的に開発中なのはSimplifed URLsだ。これはShortURLsをベースに、オリジナルの変換ルールとバグ修正を含んでいる。ただ、相対URLなど悩ましい課題はいくつもある。何処まで対応できるかが勝負所といっていいだろう。

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